漆喰工場
2017/06/01
カツマタで漆喰2度塗仕上げにいつも使わせていただいています国産漆喰工場。写真は原料の石灰石、銀杏草、麻スサです。石灰石の中でも少し青みがかったものが漆喰の原料には適しているそうです。その石灰石を高温で焼くことで生石灰(酸化カルシウム)となり、そこに水を加えることで消石灰(水酸化カルシウム)になります。その状態に天然の銀杏草(北海道産)を煮て作った糊と割れ止めの麻スサを混ぜ込んで普段壁に塗っている漆喰が出来上がります。この工程の中に樹脂など天然物でないものが入り込みますと、割れなどには強くなりますが、本来持っている漆喰の能力が半減されると同時に本当の自然素材とは言えないものになってしまいます。カツマタで使っている漆喰は全て天然物であることを改めて確認してまいりました。ちなみに一番高品質なものを壁材に、その他のものは主に農業用や白線引き用になるそうです。
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