お引渡し
2018/06/25
先週はお引渡しがありました。大き目の2世帯住宅です。今回は床材を載せます。一番目は畳の下地板、無垢杉の節有板を貼っています。最近の建築では畳の下は合板にする建築会社が多いと思います。畳も床がポリスチレンフォームだったりして透湿性のないものが多いですが、本来の畳は藁床なので、布団で寝ている人間の湿気を吸い込みます。カツマタでは檜チップの床か藁床を選択していただいているので、どちらも透湿性のあるものです。よって下地の板も無垢を使い、吸放湿できるようにしています。合板ですと長い間に湿気で接着剤が融けてよれよれになるかもしれませんし、何よりカビの原因となります。無垢の家は全ての素材が呼吸しているので、結露もカビもありません。
2枚目は北海道産のナラ材正確にはミズナラ(ジャパニーズオーク)節有です。節無もありますが、この材は節があった方が味わいが出るように思います。
3枚目は檜節有です。ナラは広葉樹、檜は針葉樹ということもありますが、同じ木でも表情が全然違います。足ざわりは檜の方がソフトな感じです。
一番最後の写真は土間仕上げの書斎空間、仕上げモルタルに炭色を練りこんでいます。他にも色は様々あります。
他にもお見せしたい工夫などありますが今回はこの辺で。良いお家ができました、おめでとうございます。
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