いぶし和瓦と漆喰の外観フィンランド人向けの共同住宅なので、和風を意識した外観となっています。いぶし和瓦の屋根と漆喰コテ塗りの外観です。
玄関無垢の杉板で造作した下駄箱。手摺や窓枠、巾木などもみんな無垢の杉材で造作しました。ローカの床はやはり国産の栗材を使っています。
階段杉の無垢で造った階段、手摺も杉無垢細丸太です。各居室の入り口ドアも無垢の杉で造作しました。ドアの中には防音効果を期待して羊毛断熱材が充填されています。
居室1各居室には3帖程度のタタミコーナーを設置しています。これもフィンランド人に日本の文化に触れてもらおうというねらいです。床はやはり国産の檜節有材です。障子の組子や枠も杉の無垢で造っています。
居室2押入の扉も杉の無垢で造っています。壁は漆喰コテ塗り、天井は和紙クロスを貼っています。床壁天井と断熱材にFFC免疫加工したものを使っていまして、工事中から室内が非常に気持ちのいい環境だったようで、担当の監督がぜひ住みたいとオーナー様に申し出たところ、フィンランド人ではないが現場をよく知っているので、管理人がわりということで、 特別に住まわせていただくこととなりました。とても住み心地がいいようです。
外観2玄関の上の瓦の先端は一文字葺きという形です。このほかに丸十という先端もありまして、その方が一般的ですのと価格的にも安いのですが、玄関上ですっきりするのでこの形にしました。庇を支える檜磨き丸太も無垢で、吉野から取り寄せました。
2024年11月24日(日)無垢の家 構造内見会
2024年10月13日(日)無垢の家 完成内見会
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