3種の無垢材が調和する無垢の家K様邸
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- 地震に強い
- 外断熱
- 自然素材
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Kさまのお宅は、かなり角度のある片流れの屋根が特徴的な瀟洒な外観だ。
床材は、リビングにはやわらかいヒノキ、キッチンには水回りに強いヒバ、階段や2階の各部屋にはスギと、3種類の無垢材をその性質に合わせて使い分けている。壁材は珪藻土を使用。
1階には床を一段高くしたタタミコーナー、2階の子供部屋にはロフトがある。他にも屋上に行けるようになっているなど、細かいところに遊び心が感じられる家だ。
間取りだけでなく、素材にも詳しい工務店の方が、頼りになります。
「とにかく健康にいい家に住みたいというのが第一だったんです。
下の子がアレルギーなんですが、前の住居に住んでいたときには咳がひどくて。
それで、結露になりにくい外断熱で木造という条件で、いくつかの工務店さんを回りました。
やはり同じ条件だとカツマタさんが価格面でもよかったですし、あと相談にも誠実に対応してもらったので、ここに決めよう、と。
やはり他の工務店さんだと、間取りには熱心でも、素材などの相談になると担当者の方がそんなによく分かっていなかったりしたんですよ」(ご主人)
寝室
床板は無垢のスギ。ロフトへ上がるハシゴがある。
2階廊下吹き抜けから居間を見下ろしたところ。
いろいろ変更をお願いしましたが、 最後まで見事に仕上げていただきました。
「同じ値段なら少しでも面白いもののほうがいいと思って、いろいろ考えました。片流れの屋根も、初めは途中で折れるような形だったんですが、やはり直線のほうがいいかと思って、そのように変えてもらいました。壁もローラーで塗る予定だったのを、コテに変えたんです」(ご主人)
「実はもう建築が始まった段階で、ちょっと事情があって大幅に間取りを変更しないといけなくなったんです。そのような時にも柔軟に対応してくれて、本当に感謝しています。やはり大手の工務店さんだと、そういうふうな時にはなかなか難しいでしょうからね」(奥様)
居間
床板は無垢のヒノキ。タタミコーナー下部は引き出し収納。
カツマタさんと話し合いながら進めたからこそ、 統一感が生まれたのだと思います。
「吹き抜けはずっと欲しいと思っていたんです。やっぱり光が取り込まれるので、明るいですよね。1階にいても2階にいる子供たちの声が聞こえてきて、安心できます」(奥様)
「無垢板の種類などに関しては、こちらもそんなに詳しいわけではないので、カツマタさんにいろいろ細かく相談させてもらいました。あと、ベランダも初めはスチール製のものを考えていたんですけど、カツマタさんと話し合うなかで木材を使ったものに変えました。それも統一感が出て、よかったと思っています」(ご主人)