東京で無垢の家を建てた方の声 Y様
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- お客様の声
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おかげさまでこの八カ月間、心地よく過ごさせて頂いております。
特に引き渡し後も、細かな点に関して丁寧な対応をしてくださった現場監督のIさんには、大変感謝しております。
社長さん、スタッフの方々をはじめ、要望を可能な限り取り入れてくれる工務店であることを実感しています。
私どもは、築57年の木造住宅に住んでいました。両親が高齢になってきたこと、子供のこと、自分自身の年齢のことも考え、建て替えることに決めました。
建築会社選びに関しては、ハウスメーカーも含めて検討しました。
最終的に、梁も含めて無垢で建てるという点で、カツマタさんにお願いすることにしました。
ネットなどで情報を調べていくと、無垢と集成材の比較が出てきます。それぞれに長所、短所あるようですが、ハウスメーカーは各社それぞれの特徴をあげて集成材を薦めてきます。
一番悩ましかったのは、建ててから数十年たった後、『2020年頃の集成材よりも今は改良されてもっと良い集成材になっています」なとど言われる点です。
今の集成材も丈夫なのでしょうが、数十年後にどうなっているかは分かりません。
それよりも、無垢の住宅が60年以上使用できることは分かっているし、木そのものなので特徴も広く知られており悩むこともない、と思ったからです。
建築に当たっては、次の2点を考えました。
・基礎、柱・梁等、屋根は長くもつようしっかり造る。
・高齢の両親が混乱しないように、なるべく現状に近い間取りを取り入れる。
基礎に関してはカツマタさん標準で、立ち上がり高さは400ミリとなっているようですが、見学会にも参加させていただき、実際もぐったところ苦しかったので、450ミリにしてもらいました。
今まで床下にもぐり防腐剤を塗っていたのと、何人かの大工さんから床下は高い方が良いと言われたことがあったからなのですが、カツマタさんでは気軽に応じて下さいました。
また屋根に関しては、瓦を選択しました。
打ち合わせ時にルーフィングに関しても、長くもつものをお願いし、見積書も当初のものからアスファルト系ルーフィングに変更されました。
建築中に二階を見学させてもらった時のことですが、屋根に当初のものが張られています。
Kさんに聞いたところ、アスファルト系ルーフィングを張った上に、当初のものを張っているとのこと。
カツマタさんではルーフィングを瓦の場合は二重に張るのが標準仕様(種類は色々のようです)とのことで、一枚しか張っていないと思い込んでいたため、大変驚きました。
ルーフィングを二重にしていることを記載している工務店もありますが、カツマタさんのホームページでは記載が見当たりません(探し切れていないのかもしれません)。
カツマタさんのきちんとした家造りの一つの点ではないかと、素人ながら感じています。
屋根の弱い部分はどこでしょうか、と聞いた時、水の流れがベランダに当たってしまうので、大工さんと話し合ってこのように造ってあります、と誠実に示してくださいました。
使い勝手の点に関してですが、最近防火の関係からか、シャッターの家が多いです。我が家の地域では制限がないため、雨戸にしました。
自分が腰を痛める年齢になってきて、上から引っ張ることの大変さと、親自身が自分で出来るように考えたためです。
雨戸のある家の図面を書いたことのない建築士がいると、建築会社選びの段階で聞いたことがあります。
しかしカツマタさんのスタッフは経験十分な方々です。
完成事例などから拝察すると、色々な点において最新のものから、私どものような少し古い要望なども難なく取り入れているようです。
また、暑い夏の日において、エアコンを入れてあれば二階の室温は上昇することもなく、寒くなってきた時期においても、電気ストーブだけで暖かさも保たれ、以前に比べれば快適に過ごしています。
7月下旬に基礎工事が始まり、9月に上棟、翌年の3月下旬に引き渡しという工程でした。
特に最後の三カ月、Iさんには職人さんの日程調整で大変苦労されたことと思います。
K棟梁は、何回か休日の日曜にも来ておられました。
そのような忙しい中にも関わらず、子供とともにタイル貼りの見学や、一部分ではありますが壁塗り体験もさせていただくことが出来、タイル屋さん、左官屋さんにも感謝しております。
最初カツマタさんを訪問した時、「ほぼ100年は持ちます」と社長さんに言われました。
今後のメンテナンスにもよるでしょうが、建築中の様子などから充分可能ではないかと感じています。
社長さん、Iさん、K棟梁、たくさんの職人さんのもとで、しっかりした快適な我が家が出来ました。
有難うございました。
今後も数十年にわたりメンテナンス等でお世話になることと思いますが、その際はよろしくお願いいたします。